FridgeのKieran Hebdenのソロ。4th。
“ROUNDS”よりもメロディアスになったか?
というより、リズムが強調されることによって音像がクリアになったのかも。
スリーヴの写真は、あいかわらず、きれい。
音もスリーヴと同じくらい鮮やかで、カラフル。
繊細にいろんな種類の音を重ねていって世界を構成していく。
そしてかならず、強弱のはっきりしたリズムが芯にある。
M-1 “a joy” 最初の数秒で、名盤決定。うねるベース。はじけるシンバル。
M-4 “sun drums and soil” 気持ちいい。複数のメロディがパラレルに積層して浮かび上がる流れが、やたら音数の多いドラムと絡み合って...。なんともいえません。
M-7 “high fives” 転がるようなヴィブラフォンのきらめき。執拗に刻まれるリズム。その両極に挟まれて、なんかスクラッチが入りまくってる。
M-8 “turtle turtle up” エレクトロ。そして途中から疾走を始め、そのまま駆け抜けていくドラム。
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