2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
“Daddy's World” 1999 Walter Jon Williams 動機だとか家族関係の描写などが良かったと思う。 技術的設定自体にはもはやそれほど重点がなくて、それを用いることの理由や信念に焦点が当たっている。閉鎖しているが完結した世界をつくろうという欲望。さらに…
“Water” 2013 Ramez Naam 広告を用いた無料化戦略が突き詰められたような設定の世界。 脳に直結する情報デバイス・身体拡張デバイスとして生活に不可欠なものになっている「インプラント」。非常に高額な製品なのだが、インプラントを介して生理的欲求を直接…
“War 3.01” 2012 Keith Brooke 誰も気付かない間に開始して瞬間のうちに終了した戦争。 実際にプロセスとしてどのようなことがおこなわれたかすごく興味あるんだけど、その描写はない。それを具体的に描くとすると、同載の短編『水』における経済・金融攻撃み…
4th アルバム。 アコースティック・ギターのアルペジオとヴォーカルによる弾き語りで、5th よりも憂愁感が強い枯れた系統の音。でもスロウコアみたいなタイプとは少し違って、ときどきバンド・サウンドのレイヤーが重なって音像が拡げられ、控えめながら壮大・…
かなり前から活動してるらしいのに今までまったく名前に聞き覚えすらなくて、でも聴いてみたら完全に自分の好みだった、というミュージシャン。 シアトルのギタリスト/ヴォーカリスト。最初 Tattle Tale というグループのメンバーとしてデビュー、1996年から…
0 アルゴリズムを用いた手法で制作されたエレクトロニック・ミュージック。 いまのところ CDによるリリースはなくて、bandcamp からのデジタル音源のみ発売。 +MUS http://plumus.tokyomax.jp/release/mus-012 1 “アルゴリズミック・デザイン” というのは、ち…