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2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 フーバーオーバー “月曜日の未明” (2005)

ガールポップ。ヴォーカルがキュート。と思いきや、音はけっこうハードだ、実は。ヴォーカルラインも抑揚に富んでいて、短い曲ながら展開も凝ってる。詞もいい。わりとふつうのテーマをうたってるようで、細部の表現が独特の個性を持っている。明るくて切な…

 P.I.C “BROOKLYN INCIDENT” (2005)

生音メイン。でもISWHAT!?ほどジャズ寄りでもない。ファンク要素が入っていて、もっと賑やかな感じ。聴きやすい。MCなくっても充分聴けそう。ちょっとスノッブかも。ストリートの匂いはあんまりしない。 M-1 “Sometimes Y” M-4 “Erwin Lockdown” 至福のフレ…

 uwik “finding” (2005)

おぉ。これはひさしぶりにちょっとした掘り出し物に当たった感じだ。ギターポップ風味エレクトロ系女性ヴォーカルバンド。gutherに近い印象。たぶんドイツのバンド。英詞。公式ページは全部ドイツ語。なのでよくわからない。けだるく歌うヴォーカル。音はま…

 atomic “boom boom” (2003)

ノルウェー。5人編成。2nd。フリー・ジャズ。それでもJaga Jazzistほどまではぶっ飛んでいない。(というか、MOTIFやatomicと比べるとJaga Jazzistがいかに異端かがわかる。)レーベルはJAZZLAND。 M-2 “boom boom” 迫力ある。一聴しても構成がよくわからな…

 SUPERCAR “LAST LIVE 26.Feb.2005@STUDIO COAST” (2005)

自分にとって別格の位置付けにあるバンド。世界でもっとも〈かっこいい〉バンドだと思っている。音楽としての革新性ももちろん、何よりもそのスタイルが。このレベルで匹敵し得るのはcymbalsぐらい。それぞれ、別種のかっこよさだけど。でもどちらももう解散…

 epic45 “england fallen over ep” (2005)

あいかわらずスリーヴデザインはすばらしい...。歌詞カード入れてほしいな。歌詞世界を知りたい。線路脇の冷却塔の表紙もいいけど、中ジャケとCDレーベルにヒヨコがいて意外にキュートだったり。 M-1 “england fallen over” 涼しげ、でも力強く。 M-2 “walk …

 LITTLE CREATURES “NIGHT PEOPLE” (2005)

まあ、外れるわけはない。1曲目と2曲目をさらっと試聴して、はいOK、異常なし、購入。っていう流れで。Club Jazzってカテゴライズしたけど、一般に何に区分されるんだろう?絵に描いたような大人の音楽、としかいいようがないなぁ。青臭さとか、情けなさとか…

 “STAR WARS EPISODE III REVENGE OF THE SITH” (2005)

素直に感動したときは、その最初の印象を新鮮なうちに書いておいた方がいいはず。一応、ep.3のネタバレは現時点では書かないつもりだけど、ep.4〜6の内容からわかっている事柄は当然の前提として、以下、ep.3の感想記述。 本気で泣けた。導入部のあたりでは…

 LALI PUNA “I thought I was over that” (2005)

2枚組。CD1は、レア音源とかEPのカップリングとか。CD2はリミックス。昔の曲が多いせいか、初期の頃のミニマルな雰囲気が強い。重めだけど浸らされてしまう音。こうして聴いてみると、“FAKING THE BOOKS”での爽やかなバンド指向への方向転換がいかに大きなも…

 SVIATOSLAV RICHTER  “GRIEG PIANO CONCERTO IN A MINOR Op.16, SCHUMANN PIANO CONCERTO IN A MINOR Op.54” (1974)

GRIEG PIANO CONCERTO IN A MINOR, Op.16 1st Movement : Allegro molto moderato 2nd Movement : Adagio 3rd Movement : Allegro moderato molto e marcatoSCHUMANN PIANO CONCERTO IN A MINOR, Op.54 1st Movement : Allegro affettuoso 2nd Movement : In…

 THE LOUIS HAYES GROUP “VARIETY IS THE SPICE” (1979/2005)

名盤らしい。初CD化。 ジャズって、クラシックと同じように、それをやってる時点で既にある一定のレベル以上に全員がいる世界だと思うけど、そのなかでもさらに別格であることが一聴してすぐにわかるぐらいのアルバム。 Louis Hayes:drums Frank Strozier:…

 ルーマン “社会システム理論の視座”

“WIE IST SOZIALE ORDNUNG MÖGLICH” from GESELLSCHAFTS STRUKTUR UND SEMANTIK 1981 Niklas Luhmann [概要] 「社会構造とゼマンティークGesellschafts Struktur und Semantik」最終章の訳出。 「いかにして社会秩序は可能か」という社会学の主題・根本的問…

 ISWHAT?! “You Figure It Out...” (2004)

生楽器ヒップホップ。曲調は、ほとんどジャズと言ってもいいぐらい。そこに乗るのは、ラップだったりヒューマンビートボックスだったり。トラックとすごく自然に調和してる。楽器のひとつのように。かといってラップとしての自己主張が控えめ、というわけで…

 MK GROOVE ORCHESTRA “MK GROOVE ORCHESTRA” (2005)

ニューヨーク。ジャム系ビッグ・バンド。8ホーン+4リズムセクション。ジャズ・ファンク? それにとどまらず、もっとロックっぽくパワフル。なおかつすごくグルーヴィーだし。グルーヴ・オーケストラって、まさにその名の通り。そういうジャンル、ぐらいの勢…

 レックス・スタウト “シーザーの埋葬”

“Some Buried Caesar” 1939 Rex Stout ASIN:4334761399 ミステリー。というか、探偵物。形式は古典的。トリックの比重は高くなく、キャラクター描写に重点が置かれる。探偵ネロ・ウルフの助手であるアーチー・グッドウィンにより語られるその台詞まわしは絶…

 THE DEAD 60S “THE DEAD 60S” (2005)

UK、リヴァプール。1st。ギターはかっこいいし、ベースは気持ちいい。リズムにレゲエの影響あり。裏で入る2つ打ちのギター。アルバム全般的に、短い曲ばかり。乾いた音。エコーのかかったヴォーカルで、妙に明るい殺伐感。こういうスタイルのバンド、新鮮。…

 6月の総括

6月分のCDの総括。 Lamp “木洩陽通りにて” 〈Pop〉(2005) tunng “mother's daughter and other songs” 〈Post Rock / Electronica〉(2004) Roy Ayers “Virgin Ubiquity II” 〈Jazz / Soul / Funk〉(2005) The Baker Brothers “in with the out-crowd” 〈Funk…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell