2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧
エルジー・ビアンキ。女性ピアニスト。スイス、バーゼル、1962年。トリオでのライブ・アルバム。なんかジャケットの写真がえらくいい雰囲気。キャラ的にバランスとれた3人だと思う。 スリーブ内に彼女のインタビューが載っている。それによれば彼女の経歴の…
美メロアコースティック。イギリス。非常にイギリスっぽい。ロンドンじゃなくてどっか田舎の方の。枯れた感じ。ボーカルは、心に染み入る声。音像は荒涼としているが、きれいで、純粋。静かで繊細。スタイルは明確で、揺るぎない。 M-1 “black holes in the …
何かと良い評判を耳にしていた“シティ・オブ・ゴッド”ASIN:B0000BZ4J1。60年代から70年代にかけてのブラジル、リオのギャング団の物語。ノンフィクション。すさんだ気分だったのでつい借りてしまった。ブラジルのギャングのノンフィクション? どうせ暗くて…
最初の曲のイントロ数秒を聴いてそのアルバムが自分にぴったりくるってわかることがある。ああこれこれ、はいはい、もうまちがいないね、じゃ、レジへ。っていうような。だいたいそういう判断はまちがっていないけど、でもそのアルバムの全曲が完璧、ってい…
インスト。3人編成。ハードなドラム、ベース。+ミニマルなギター。重く、濃密。切れ目なく続く音。無駄が一切排除されたような、シンプルな轟音の怒濤。どの曲も目指す方向は同じ。そういう意味では自分たちの世界が既に完全に確立されている。全体を通して…
Arne Van Petegemによるユニット*1。レーベルはmorr music。なんかフィーチャリングいっぱいされてる。Lali Punaのvalerieの参加曲もある。これがなぜか途中でラップに展開したりする曲だったり。全体的にはエレクトロ色強い。M-2“ticket out of town” 開放…
タイトルは「ジャジューシュカ」と読む。今堀恒雄のユニット。 音楽を生業とする者が、日々、音楽と密接で不可分な生活を過ごし、ジャズを、クラブミュージックを、ロックを、あるいは聴き、あるいは演奏しながら、あらゆるジャンルのあらゆる音楽をその身に…
いい。ずっと前聴いたことある記憶があるけど、そのときは若手って感じだったのに、いつの間にかけっこう熟練バンドになっちゃってるんだね...。そつがない。王道。実験的なところがない。変化を追求していない。...いい意味で。言い換えるなら、完成度が高…
ひさしぶりにアート見に行った。ヴォルフガング・ティルマンス展@東京オペラシティ アートギャラリー。 もうすごく、よかった。大絶賛します。ドイツ生まれの写真家。ロンドン在住。ファッション誌を通して有名になる。モチーフは、身近な(クラブカルチャー…
[概要] いまやすっかり絶滅の危機に瀕しているハードSF界ではあるが、その狭い世界のなかでの次代を担う作家と目されているのがグレッグ・イーガンとテッド・チャンである。もっとも絶滅の危機とはいっても完全に消滅することもないだろうが。機能分化が徹底…
ベルギーのグループ。ジャズ+DJなメンバー。ラップもあり。というか全体的にボーカルが強くフィーチャーされてる(M-2、M-3、M-4、M-7)。バンド名からしてトランペットのDominic Ntoumosという人が中心のよう。曲もこの人が全部書いてる。味付けはかなりク…
10月分のCDの総括。 HUSKY RESCUE“COUNTRY FALLS”〈Post Rock / Electronica〉(2004) The Stella Link“Mystic Jaguar...Attack!!!!”〈Indie Rock〉(2004) ASIAN KUNG-FU GENERATION“君繋ファイブエム”〈Guitar Rock〉(2003) BATTLES“EP C”〈Experimental Roc…