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2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 epic45 “drakelow ep” (2006)

“Drakelow”というのは、イギリスの Worcestershire にある廃墟で、全長3〜5マイルほどのトンネル。1940年代に秘密軍事工場としてつくられ、冷戦期には核シェルターとして整備されていたらしい。(現在ではガイドツアーで見てまわれるようなのだが。)そんな…

 Rhymester “HEAT ISLAND” (2006)

なかなか濃いアルバムだった。やたら曲数多くて、ちゃんと聴いたらすごい時間かかった。歌詞カードに注釈がいっぱい付いてるのが楽しめた。 それにしても、これだけ大量の曲、スタイルがさまざまで題材も幅広い全編を通して聴いてみると、なんかやっぱりHip …

 THE INVISBLE SESSION “(S/T)” (2006)

SCHEMA新作。Paolo Fedreghini、Marco Bianchi と、SCHEMA創設者の Luciano Cantone によるプロジェクト。音としてはPaolo/Marcoの“several people”の延長線上を期待して外れることなく、同様に流麗であり、ヴォーカルの乗せ方がとても心地良い。 M-1 “TILL …

 NIGHTMARES ON WAX “in a space outta sound” (2006)

印象はモノクローム。深夜。極限まで煮詰められた濃厚なブラック。衝動の対極にあって、ゆったりと円熟。 M-3 “FLIP YA LID” M-6 “YOU WISH” イントロの溜め具合。 M-9 “ME!” M-10 “I AM YOU” このアルバムから1曲選ぶならこれ! 渋いジャケット。なるほど。…

 “美術手帖 2006.4月号”

[特集] もうひとつのデザイン・ユートピア テクノロジカル・デザイン&アーキテクチャー ルイジ・コラーニ p12 ドイツの超高速鉄道列車のデザイン(1989) 日本の新幹線は、300km以上の営業速度で生じる空気抵抗・トンネル貫入・市街地騒音などさまざまな問題に対…

 BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB “B.R.M.C.” (2001)

Kooksのアルバムと一緒に売られてた。Kooksがリバイバルものって書かれてて、同列な扱われ方で。たしかにこれも、なんかいろんな音楽の影響が際だって出てる気はする。でもこっちは2001年のアルバム。最近いろんなものがリバイバルって言われて売られてるけ…

 tstewart “living exponentially” (2006)

ユニット名がなんて読むのか、なにを意味してるのかわからなくて不思議だったけど、よく見たら Travis Stewart という本人の名前をそのままにしただけだとわかった。 すべてインスト曲。エレクトロというか、生音もかなり使われているので、まあブレイクビー…

 ASIAN KUNG-FU GENERATION “ファンクラブ” (2006)

“君繋ファイブエム”“ソルファ”と比べると、音自体の多様性にウェイトが置かれている感じはする。曲途中のインスト部分だけ聴くと、インストバンドとしてもやっていけそう、と思えるぐらい。音のクオリティはとても高い。ただ、ヴォーカルの乗り具合からする…

 Chatmonchy “恋の煙” (2006)

チャットモンチー。いしわたり淳治プロデュース。っていうところでなんか今まで避けてた。大好きだったバンドの解散後の活動に触れるというのがしのびなくて。あとは巷に溢れるsupercarフォロワーにいい加減食傷してたというのもあって、またその手のバンド…

 STANISLAW SKROWACZEWSK “SHOSTAKOVICH SYMPHONY NO.5, NO.10” (1990)

Dmitry Shostakovich(1906-1975) Stanislaw Skrowaczewski, Conductor Hallé Symphony No. 5 in D minor, Op 47(1937) I. Moderato - Allegro non troppo II. Allegretto III. Largo IV. Allegro non troppo - Allegro 1990 Town Hall, Huddersfield Sym…

 au revoir simone “verses of comfort, assurance & salvation” (2005)

ほどほどに凄惨な現況において逆にこういう系統の音楽を聴いてみるのも、まあいいだろう。と思って買ってみた。でもちょっとイメージ違ってたかも。ガーリー、キュート、スウィートでポップ、みたいな形容で売り出されてるけど、少なくとも音自体はそんなで…

 the procussions “5 SPARROWS FOR 2 CENTS” (2006)

前作“Up All Night”、日本だけの企画盤だったんだ...。そうするとこれが実質的には2nd? こっちが本来の姿?...“Up All Night”とはぜんぜん雰囲気違うな。音もジャケットも。生楽器とかローズ、っていうのが特徴だと思ってたけど、単にそういう企画物だった…

 duplex “late night driving” (2005)

オランダ、ロッテルダム。テクノ。1st。徹底的に反復するビートを基調に据え、少し離れた位置では、全方位に離散的に配される透明感が取り巻いている。何か作業したり考えごとしたりするとき聴くのには、こういう音楽が向いている。無響室とか、クリーンルー…

 MOGWAI “Mr Beast” (2006)

5th。前作からだいぶ間が空いてるみたい。ヴォーカル曲もあるし、日本語のポエトリー・リーディング入った曲もあるけど。インスト曲の方が良いな。 M-1 “Auto Rock” きれい。少しずつ盛り上がっていくところが、朝焼け、といった感じ。予兆的。 M-2 “Glasgow …

 森山大道 “新宿”“ブエノスアイレス”

いまいちばんかっこいいと思ってるものは何?と聞かれたならば、2006年3月5日の時点における俺は、森山大道の写真を挙げます。 端緒は +81の最新号、58-59ページの見開き。および 66-67ページの見開き。見開いた左右の写真の組み合わせも含めて。グラフィカ…

 we are scientists “WITH LOVE AND SQUALOR” (2005)

ニューヨークのバンド。...ニューヨークか。なんかUKな音だけど。しかももともとはカリフォルニア出身みたい。 どれをとっても聴きやすく気持ちのいい音。メロディラインが絶妙なだけでなく、展開も飽きない。 M-1 “Nobody Move, Nobody Get Hurt” M-3 “Inac…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell