オランダ、ロッテルダム。テクノ。1st。
徹底的に反復するビートを基調に据え、少し離れた位置では、全方位に離散的に配される透明感が取り巻いている。
何か作業したり考えごとしたりするとき聴くのには、こういう音楽が向いている。
無響室とか、クリーンルームとか。そういうのに似てるかも。
過剰なものは何ひとつない。
夜の音。
M-4 “fictional frequency”
M-6 “mysterious unraveller”
M-9 “elevated mood”
ジャケットのイラストがきれい。ハイウェイの複雑な立体交差と、車のヘッドライトの軌跡。
サムネイルで見るとドローイングに見えてしまうけど、実際見るとペインティングだったりする(クレヨン画かも)。
無機的な風景が手触り感のある絵柄で描かれてる、というのが不思議な感じがする。