チャットモンチー。
いしわたり淳治プロデュース。っていうところでなんか今まで避けてた。大好きだったバンドの解散後の活動に触れるというのがしのびなくて。
あとは巷に溢れるsupercarフォロワーにいい加減食傷してたというのもあって、またその手のバンドかなーと。
まあでも1回くらいは聴いてみるか、ってなんとなく試聴してみた。
そしたら、1曲目のサビで陥落した。
これは良いよ!すごく。いしわたり淳治も自画自賛するだけのことはある。いい仕事した。
別にプロデュースしたからって同じような系統ってわけではないんだ、あたりまえだけど。
ヴォーカル。声質が特徴的ってわけではないんだけど、音への感情の乗せ方が、半端ない。
あとギター。というか各楽器全部。女の子3ピースで、バンドとしてものすごく強力。
M-1 “恋の煙”
イントロもいいけどこのサビがとにかく! とくに二回目のサビの、一瞬ためるところが...。
あと歌詞。一言一句、どれを取っても。あんまりsupercarを引き合いに出すのもどうかと思いつつも、突き刺さり度は“lucky”クラス。歌詞の内容的にはまったく逆方向だけど。で、ものすごく甘酸っぱい。
なんか、感化されるところがあるなぁ...。
M-2 “湯気”
この曲も疾走系。歌詞は3人がそれぞれ書いている。
M-3 “決まらないTURN”
よく聴くとなんかしみじみする歌詞。
そんなに売れなくてもいいから、というかあんまり売れないでほしいけど。でもこういう音楽が好きな人が世の中にもっといっぱいいるといいと思った。