::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 au revoir simone “verses of comfort, assurance & salvation” (2005)














ほどほどに凄惨な現況において逆にこういう系統の音楽を聴いてみるのも、まあいいだろう。
と思って買ってみた。
でもちょっとイメージ違ってたかも。
ガーリー、キュート、スウィートでポップ、みたいな形容で売り出されてるけど、少なくとも音自体はそんなでもなかった。
もっと地に足が着いた感じがする。どっちかというと地味な曲の方が多いし。与えられてるイメージのように、無頓着にハッピー、っていうスタイルでもないように思うのだけど。
なんかそういうのを強調するのが、いいことなのかどうなのか。


M-2 “hurricanes” コーラスのあたりはかなり良いポップだと思う。
M-3 “the disco song” M-2とM-3は、まあ、文句なくポップかもしれない。でも歌詞はわりと謙虚だ。
M-4 “where you go” この曲あたりから、イメージとの乖離が始まる。イントロののどかな感じはともかく、後半になると変転して、そこには凝縮されたせつなさが。...こんな音を出せるバンドが、単なる無邪気なガーリーバンド、であるはずはない。むしろこっちの路線で攻めていくべきだ、って思う。
M-7 “and sleep al mar” 歌詞とこの音。一言で片づけていいようなものではないかもな...。



ASIN:B000BOG24I






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell