最初の曲のイントロ数秒を聴いてそのアルバムが自分にぴったりくるってわかることがある。
ああこれこれ、はいはい、もうまちがいないね、じゃ、レジへ。っていうような。
だいたいそういう判断はまちがっていないけど、でもそのアルバムの全曲が完璧、っていうことにはなかなかならない。
ところがこのState River Wideningの“Cottonhead”は、おそろしいことに、どの曲もそう。ことごとく。
曲が始まるたびに、あまりのうつくしさに身もだえする。
下手したらすべての曲の全瞬間ごとにそう思ってしまうほどに。
これはひさびさにきた。この冬のテーマに決定。
M-3 “Cottonwood” 中盤からのリズムの導入。あらゆる局面で気が抜けない。
M-6 “Desertesque”
M-8 “Madder Hues”