::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 フーバーオーバー “Art.No.5” (2003)



最新EP“月曜日の未明”がとても良かったので(050731)、1stアルバムを買ってみた。

このジャケット見覚えある。絶対一回試聴してる。
音は覚えてなかったけど...。
なんで買わなかったのかな。CCCDだったからか。たぶんそうだ。
しかし“月曜日の未明”をあまりに気に入ってしまった以上、もうしょうがない、CCCDであっても買うことを自分に許す。でも稀少な例外だからな。インディーズなのにCCCDなんて、ほんとやめてほしい。
って思ってたら、当時はちょっとしたトラブルにもなってたりしたようで。
まあ最新EPは通常CDに戻ってるから、いいか。
なお、このときと今ではメンバー構成が変わっている。(ベースとドラム。)


気ままに、自由に、めぐりめぐるヴォーカルの多彩な展開。
そして、強くキャラクターの出た歌詞世界。
楽曲もリズムも、ヴォーカルに負けることのない個性がある。
全体的に、音楽に対して向上心を持って取り組んでる姿勢を感じる。
“月曜日の未明”でさらに完成度が上がっているし。逆に言うと、このアルバムではまだ持ち味が最大限活かされてるまでには至っていないかも。
ただし、“春はあけぼの”と“袖のないブルーのワンピース”は別。この2曲はこの時点において既に別格。

ずっとインディーズでいてほしい。変なふうにメジャーに目をつけられて売れたりしないで。


M-1 “春はあけぼの” 流れるように淀みなく上昇し続け、弾ける爽快。
M-2 “い号室の関係”
M-11 “袖のないブルーのワンピース” ものすごく切ない。一瞬励ましてるように聞こえるが実はそうではないのがなおのこと。




ASIN:B0000TCLGM








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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell