スロウコアのユニット Dakota Suite とピアニスト Quentin Sirjacq によるアルバム。この組み合わせでつくられたアルバムとしては3作目。
インスト曲とヴォーカル曲が半々ぐらいの構成。ギターのアルペジオ、ゆったりしたピアノ、力の抜かれたヴォーカルで、程良く枯れていて沁み入る。
この寂寥とした世界はどう考えても夏に味わうものではなさそうに思えるけど、うだり始めてきた夜に実際聴いてみると意外に合う気がする。
ダウン・テンポかつ要素少なめに構成された音っていうのが、ルーツ・レゲエにも通じる緩さがあって、夏の生理的なモードに実は適しているのかもしれない。
特に銘記しておく曲
M-1 “This is my way of saying that I am sorry”
M-2 “Flat seat”
M-4 “Committing to uncertainty”
M-7 “Ask the dusk”
M-11 “The world touches me too hard”
Dakota Suite
Information
Founded | : 1996 in Leeds, UK |
Current members | : Chris Hooson, Richard Formby |
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