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今日のCDは、両方ともジャズ・コーナーにあったけど、ポスト・ロックのコーナーにあったとしても違和感なし。
スタイルがおそろしく多様・横断的・細分化・etc..になってきている。
なんか使い古された言い回しだけど。CD買いに行くとそれを実感する。
自分にとっては、それは単純に、何かを探し出すのがむずかしくなる、ってことを意味する。
つまり多様化・複雑化した状況では、〈検索〉ということが重要になってくるのでは？と思う。実は世の中では、いろんなところでいろんなひとがいろんなことをやっている。想像以上に、たくさんの可能性が散らばってるんだけど、そこまでたどりつけるかどうかはわからない。そういったことに出くわせるかどうかが難しい。こういう状況では、方向音痴だと、狭い世界に留まるばかりだけど、道に迷わないタイプ・オリエンテーリングが得意なタイプが、有利だ。動いていないと、目の前の世界は矮小に固定してしまう。えてして、ついうっかりそうなりがちだ。と、自戒してみる。
さて、そうはいいつつ、今日は両方ともジャズ〜ポスト・ロック系なので、バランス的には、もうひたすら青くさく切ない疾走系ギターとか、何者もよせつけない鋭利な重低音エレクトロ・ミニマル・ロックなんかが無性に聴きたくなってくる。