KOKO
open:19:30
w/GREEN GARTSIDE & ALEXIS TAYLOR, DJ JAMES HOLDEN
ということで彼らのライヴに行ってみた。
Kieran Hebden と Steve Reid は向かい合った位置で演奏。対等かつインタラクティヴな関係でおこなわれる音楽であることが見て取れる。
でも実際は Steve Reid にとにかくインパクトがあって、ほとんどドラムソロのような雰囲気だった。手数が多く、高速。一時も休まることがない。
“The sun never sets”のように、Kieran Hebdenのリズム構造がかなりトリッキーな曲でも、怒濤のようなビートを難なく合わせてくる。
また Kieran Hebden のパートも、メロディというより音の断片をリズムとしてプレイしているので、全体として叙情的な部分がなくミニマルに構築されている印象がある。ミニマルといっても音数が少ないという意味ではなくて、ウェットな要素がないという意味で。