::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 Fridge“EPH REISSUE”



HAPPINESSとはまた微妙に違う。こっちはけっこう重め。

[CD1]
M-1“ARK” メロディがわりと強い。そしてリズム。生まれる世界は、壮大、開放的。基本的なスタンスは静、夜。
M-3“TRANSIENCE” 雑踏のなかのような音像からいきなり荘厳なメロディが覆い被さってくる。最後に出てくる効果音の群れがなんか好き。
M-4“OF” M-3の最後から連続して始まる。ミニマルなメロディを据えて、繊細なバック、そして力強いリズム、これがFridgeの共通要素か。さらに重なるメロディ。構築的。
M-6“BAD ISCHL” 重いメロディ、ホーン。バックで続く緻密な氷水のようなトラックとの組み合わせが絶妙。
M-8“APHELION” 壮大な方向へ収束していく曲。
あー、Fridgeはドラムがキーだな。このドラムがあるから好きなんだ。ミニマルで静かめでも、そしてそれぞれがけっこうバラバラな重層トラックも、この強いドラムがあるから、まとまってる感じがする。
APHELIONは、遠日点、という意味ね。惑星が太陽からもっとも遠ざかる点。このことばはFridgeのイメージを言い表してるな...。
ARKではじまって、APHELIONでおわるアルバム。タイトルのつけかたのセンスがいいな。

[CD2]
2枚目は、未発表曲とかリミックス集。
M-5“EDIT” けっこうヘヴィ。


うーん、いいねー Fridge!
でもよく考えると最近こういうのばっかりだな...。
そろそろはじけるようなロックが聴きたい。詞のある曲も聴いてこそバランスとれるというものだ。









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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell