コーヒーとタバコをめぐる11本の短編。
微妙な変人たちが、どうでもいい会話を繰り広げる。
登場人物はイギー・ポップとかケイト・ブランシェットとかビル・マーレーとか、ちょっとずれた本人役で出てる。
全編モノクロ、うらぶれたカフェ、そこはかとない哀愁が漂っている。
その濃密な空気。アメリカのチープな側面が煮詰まってる感じ。
コーヒーのおいしさを描こうとしてるんじゃなくて、時間をつぶす小道具として描いている。状況の媒介としての、コーヒーとタバコ。
(最後の方は紅茶だったりするけど。)
とくによかったもの。
RENÉE
NO PROBLEM
JACK SHOWS MEG HIS TESLA COIL