::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 9月の総括



9月分のCDの総括。


 toe “the book about my idle plot on a vague anxiety” 〈Post Rock〉(2005)
 death cab for cutie “PLANS” 〈Rock〉(2005)
 Sigur Ros “Takk...” 〈Post Rock〉(2005)
 miaou “MAKE THESE THINGS ALRIGHT” 〈Post Rock〉(2005)
 té “ならば、意味から解放された響きは『音』の世界の深淵を語る。” 〈Post Rock〉(2005)
 土岐麻子 “Debut” 〈Pop〉(2005)
 new cool collective “TRIPPIN’” 〈Funk / Club Jazz〉(2005)
 MSTISLAV ROSTROPOVICH “SHOSTAKOVICH SYMPHONY No. 7” 〈Classical〉(1989/2002)
 Rhymester “逃走のファンク” 〈Hip Hop〉(2005)
 Alias & Ehren “Lillian” 〈Electronica〉(2005)
 MONASTIR “good things never last...” 〈Rock〉(2005)
 Glenn Gould “BACH The Goldberg Variations” 〈Classical〉(1981)
 advantage lucy “Echo ParK” 〈Pop / Guitar Pop〉(2005)
 GRAVENHURST “FIRES IN DISTANT BUILDINGS” 〈Post Rock / Slow Core〉(2005)





とくに銘記しておく曲。


 té “ならば、意味から解放された響きは『音』の世界の深淵を語る。”
  M-2 “思想とは我々の選ぶものを見せず、我々の好むものを『見』せる。”
 最高。


 MSTISLAV ROSTROPOVICH “SHOSTAKOVICH SYMPHONY No. 7”
  M-3 “III. Adagio”
  M-4 “IV. Allegro non troppo”
 よく聴いた。


 advantage lucy “Echo ParK”
  M-6 “潮騒
 自分が音楽を価値判断するときの最終的な指標は、その曲がどれだけ〈せつなさ〉を呼び起こすか、にあることははっきりしている。それは、自分の直接の経験に結びついた感情、たとえば悲しみとか、とは少し違っていて、日々のできごとのなかでの気持ちの浮き沈み、とも違う言葉で、おそらく観念的な意味での世界と自分の関係を表す漠然とした言葉であるはず。何かの境地。
 あまりに長いことアルバムが出なかったのですっかり忘れていたけれど、そういえばそこにもっとも近くいたのがlucyだった。“メトロ”“so”“クロール”の3曲がとくに。そして“潮騒”は確実に、これらに連なる曲。だから他のどの曲よりも、この曲にlucyの可能性を量ってしまう。





8月分のCDの総括







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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell