Below The Sea “BLAME IT ON THE PAST” （2005)

こんなにいいバンドなら、この前来日したときライヴ行けばよかった。
家で聴いてるだけでも、身動きできなくなるぐらい浸ってしまうというのに。
これを生で聴いたらどうなってしまうんだろう。

ギターもしくはピアノが奏でる、透明で広がりのある世界。
力強いリズムに支えられながら、波のようにゆったりとした起伏をもって展開する。

これはBGMにして聞き流すことは不可能な音。
どうあっても、音を聴くことに集中させられる。
まわりから音以外のあらゆる不純物がきれいに洗い流されていくような。
夜更けに聴くべき。
至純。

スリーヴの写真も良いし。明確な美意識。
epic45と同じレーベル。なるほど、という感じ。

M-1 “Anonymity”
M-2 “As is”
M-3 “Ceremonies”　
M-4 “Stroll down memory lane”
M-6 “Polaroids”　ハンドクラッピングが効いてる。
M-9 “Well water”

全曲通してひとつの曲ぐらいの印象。
M-1からM-2へのつながりとか特に。