全曲インスト。
眩惑的で、壮大。ドラマチック。
いくつもの楽器が積層する多重な情景。音数は多く、深みがある。
その中心はギターサウンドで、それはシューゲイザーを経由したノイジーな轟音だったり、そうかと思えばクリアに響く清涼な音色だったりして、さらにはそうした両極の音が一体となってサラウンドに押し寄せたりもする。
そしてリズムは、変転を繰り返しつつも、あくまでもダンサブルで。
ジャズでもなくクラシックでもなく。ロックの文脈でしか表現できない世界。
これは、はまる。
聴いてるだけで、幸せ。
M-1 “PAPER MACHETE”
M-3 “CONCORDE”
M-5 “IN RIVERS”
M-7 “INDISCOPIA”
M-10 “YOU FOLLOW THE SNOW AND ARE WASTED” 14分もある。4'30''あたりからリズムチェンジ。一旦緩やかになって、9'55''あたりにまた、激しさを増して揺り戻される。