A.Y.B.Forceの“LOST BREAKS”の隣で、元ネタのひとつ、として売られてたんだけど。A.Y.B.Forceではなくこっちに興味が向いた。
テノーリオ・ジュニオル。
ピアノ。
ブラジルのジャズ。
聴いた限りでは、ブラジル、ってイメージはない。
ライナーを見ると、ブラジルのこの時代のジャズが、後のボサノヴァにつながっていったとのこと。
でもボサノヴァっぽい感じはまったくしない。ピアノ主体だからかな。
基本的にリズミカル。
ジャズの場合はピアノものが好きなんだとわかってきた。
M-3 “NEBULOSA” 2分弱と短いけど。ダンサブル要素が凝縮されてる。
M-4 “SAMADHAI” トロンボーンとピアノ。
M-6 “FIM DE SEMANA EM ELDORADO” この耳あたりのよいポジティヴ感。
M-7 “NECTAR” 気怠さが好き。これもトロンボーン。気怠いトロンボーンと軽やかなピアノの対比が良いバランス。
M-9 “CONSOLAÇÃO”
...どの曲も良い。
万人が好きになれる音楽なんてあまりないと思うけど、このアルバムからは誰もが適度に心地よさを感じられるはず。
曲名が邦題に訳されてるものがあって、その雰囲気がなんかいい感じだった。
文学作品とか、映画のタイトルみたい。
M-2 “INÚTIL PAISAGEM / 無意味な風景”
M-3 “NEBULOSA / 曇りがち”
M-6 “FIM DE SEMANA EM ELDORADO / エルドラードでの週末”
M-10 “ESTOU NESSA AGORA / それに夢中”
M-11 “CARNAVAL SEM ASSUNTO / 語るべきもののないカルナヴァル”
とか。この邦題のニュアンスが、曲調にすごく合ってる。