1st。
ニューウェーヴ・リヴァイヴァル、と呼ばれているようなのだが。
メロディアスなヴォーカルライン、高域で上昇する伸びやかなサビ。
全体に渡って繰り広げられるシンセは、洗練されてるとかでもシンフォニックとかでもなく、もっとディスコサウンドのようなチープな方向をためらわず攻めていて、なんか潔い。半分ぐらいは自笑的にこの音を扱っているような気がして。だから、叙情的であるにもかかわらず自己陶酔に陥ることなく淡々とメロディが成立してるように思える。エモとの違いがあるとすればここだと思う。あるいは乾いたこの声質のせいもあるかも。
体調よくないときでもこれはしっくりきた。
楽天的な感じがつまっていて、うれしくなる。
音も声も湿度が低くて開放的だし。雨季にはこういう音楽だ。
M-1 “BACK AGAIN”
M-2 “ON AND ON”
M-7 “CIVIL SIN” シングルのときとアレンジ変えてきてる。
M-9 “FRIDAY-FRIDAY”
M-10 “SHOWDOWN”
M-11 “SHOOT ME DOWN” 曲終了後にシークレット・トラックあり。
先行シングル何枚か持ってるときにアルバムも買う場合は、シングル以上に良い曲も入ってないと得した気分にならないけど、このアルバムについてはそれをクリアしてる。