BEHEMOTH @ Danielle Arnaud contemporary art
Abigail Reynolds Andy Harper Bernd Behr Gail Pickering Caroline Achaintre Neil Hamon Sophie Newell
“この展覧会は、家についてのひとつの概念を示しています。ギャラリーはジョージアン様式のテラスド・ハウスの中にあり.....”というような説明で始まる展覧会。7人の作家による7つの作品を展示している。このギャラリーは外に何のサインもなく、普通の住居のような見かけだったので最初気付かなかった。
タイトルの“BEHEMOTH”については、巨大国際企業を示すことばとして“巨獣 Behemoth”という形容が為されることからとっているとのこと。作品との関係はいまひとつよくわからなかった...。
Sophie Newel “Spoils”
このギャラリーは、照明が良かった。特にこの作品。素材の質感と照明の当て方が絶妙。
作品自体は、トロフィーをモチーフとし、古典的な装飾の言語を工業素材で構成している、とのこと。そもそもトロフィーというのは、戦利品を木に打ち付けたものを起源としているらしい。
室内の窪んだ部分にちょうどうまく展示されていて、無味乾燥な大美術館よりもこういうギャラリーのこういう展示の方が作品の魅力を引き出してるなー、って思った。
Abigail Reynolds “The Grand Mutator”
オーガニックな印象の編み物のような作品に見えるけど、情報システム的な考え方でつくられていて、数学とか遺伝子のシークェンスに基づいているとのこと。と言う説明を聞くとまた違った趣を感じる。そう言われれば編み物って、システマティックだよなと思った。システムがつくる形象、という意味で、編み物っていうのはおもしろいものかもしれない。とメモ。
写真に撮ったら、壁に映る影と二重になってぼやけた感じになってしまった。
Danielle Arnaud contemporary art
123 Kennington Road, LONDON SE11 6SF
Lambeth North, Bakerloo Line
http://www.daniellearnaud.com/