2005年のCDの総括。
今年はジャンル別に整理しとくか。
[Post Rock]
今年後半はポストロックばかり聴いていた。
TRACER AMC “ISLANDS”
筆頭にTracer AMC。
シンフォニック。でも大仰じゃなくて(このバランスが大切)、ポップに聴ける。
65daysofstatic “One Time For All Time”
M-1“drove through ghosts to get here”、M-2“await rescue”。この2曲は強力。
Tracer AMCやTRISTEZAと比べると、65daysofstaticは低音攻めが激しくて、徹底して硬質。
TRISTEZA “A COLORES”
Tracer AMCと似ているといえば似ている音。もう少し繊細。イントロの引き込み方が素晴らしい。
Diefenbach “Set & Drift”
ヴォーカルものポストロックとしてはいちばん良かった。ヴォーカルラインが滑らかで、声が綺麗。
[Classical]
MSTISLAV ROSTROPOVICH “SHOSTAKOVICH SYMPHONY No. 7”
これは良く聴いた。特に第四楽章。
そもそもクラシック聴き始めたのが今年からだった。
[Pop]
フーバーオーバー “月曜日の未明”
歌詞の言葉づかいが独創的。
うたいまわしはポップでキュート。しかし音は激しく。自分にとって、女性ヴォーカルの音楽は、そういう組み合わせが無敵。湯川潮音の“蝋燭を灯して”とかメカネロの“ようこそ”とかもそう。
L'altra “IN THE AFTERNOON”
L'altraは3rdよりこの2ndの方が良かったかな。
clammbon “てん、”
M-1“バイタルサイン”とM-4“インパクト”が特に。けっこう歌詞も好き。
このアルバムには迷いのなさがある。
IVY “IN THE CLEAR”
ヴォーカルは至純に透明だし、曲つくる二人はそれぞれ優秀だし、バランスよく各能力値の高い3人組。
この声を最大限に活かす曲づくりをしている。
[Jazz]
JAGA JAZZIST “What We Must”
これはもうJazzじゃないとは思うけど一応ジャズにカテゴライズしておく。他にあてはまるところもないし。あらゆるジャンルを超えてかっこいい。
荘厳で深みがあり、さまざまな楽器の多層構成、展開の複雑さ、しかし聴きやすさはまったく犠牲にされていなくて。
Jazbeat “Jazbeat”
これ今年のだったのか。最近またよく聴くようになってきた。スイングしまくり。
[Emo]
COLDPLAY “X&Y”
EmoではColdplayが別格。
Thirteen Senses “The Invitation”
とはいえThirteen SensesならColdplayに勝てるかも。勝ち負けの問題じゃないけど。