Jaga Jazzistに似た印象もあるけど、全体的にもうちょっとスペーシーで壮麗な雰囲気。
ジャズという感じではないな。音のつくられ方はブレイクビーツの手法による。
M-1 “Safe Self Tester” 途中で展開が変わる。
M-5 “Beginningless”
M-6 “Tabernacle part 1”
M-7 “Tabernacle part 2” M-6とM-7は切れ目なく連続する。
M-8 “Blockhead / Sunday Seance(Loka remix)” ボーナストラック。重さと音の広がりのバランスが程良い。
付属のPV“Beginningless”を見た。
iTunesのビジュアライザみたいな映像。
回転という操作による映像というのは、つくりやすいのだろうか。なんかよく見るような気がする。
とくにとりたてて斬新とか衝撃的な映像とかいうわけではぜんぜんないけれど、まあそれなりによくつくられてはいて、雲とか植栽とかが粒子状に乱れ飛んで吸引されていく動きが感覚的に気持ちよかった。
回転軸があるために、中心が強く示されることになり、視焦点を固定させる。
見ること、というのは焦点を定めること。
回転運動する映像は、そのような視覚の性質によく適合しているのかもしれない。
その考え方の延長で、視線を制御するということは可能だろうか。
などと思った。