ドイツ。
4th。
ゲーム音みたいなシンセで始まる曲が多いので、そういうローファイ/キュートポップな路線なのかと思ってしまうけど、曲が進むに連れて音が重ねられていき、やがていろんな成分のエレクトロがバランスよく配合されて、イントロからは想像もつかない深みのある情景になる。
ヴォーカルはほとんどドイツ語でうたわれているが、ドイツというイメージよりも、どこかアラブ〜インドを思わせるエスニックな言葉のように聞こえる。
そういえばドイツ語歌詞の音楽って、初めて聴くかもしれない。(クラシックでなんか聴いたことあるのかもしれないけれど。) というかそもそも普段、英語か日本語の曲しか聴いていないわけだが。ドイツにしても北欧にしても、みんな英語でうたってるし。
考えてみると、英語の曲というのは毎日なんらかのものを聴いているので、いつのまにか耳が英語慣れしているのかもしれない。
そんななかでドイツ語でこんなに流麗なうたを聴かせられると、とても新鮮に感じるのは当然だろうな。
M-2 “THE OPERATOR” 軽快にビートを刻みつつ、サビでは英詞の開放的な雰囲気に。
M-5 “UNSER MANN AUS HOLLYWOOD”
M-6 “JUIST” インスト。
M-7 “ALLES WAS LEBT BEWEGT SICH”
M-11 “MAILAND”
ポップな曲もあるけれど、どちらかというと物憂げな曲が多い。
物憂げな...。
それは、せつなさ、とはまた違うんだ。