::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 BARBARA MORGENSTERN “THE GRASS IS ALWAYS GREENER” (2006)














ドイツ。
4th。

ゲーム音みたいなシンセで始まる曲が多いので、そういうローファイ/キュートポップな路線なのかと思ってしまうけど、曲が進むに連れて音が重ねられていき、やがていろんな成分のエレクトロがバランスよく配合されて、イントロからは想像もつかない深みのある情景になる。


ヴォーカルはほとんどドイツ語でうたわれているが、ドイツというイメージよりも、どこかアラブ〜インドを思わせるエスニックな言葉のように聞こえる。
そういえばドイツ語歌詞の音楽って、初めて聴くかもしれない。(クラシックでなんか聴いたことあるのかもしれないけれど。) というかそもそも普段、英語か日本語の曲しか聴いていないわけだが。ドイツにしても北欧にしても、みんな英語でうたってるし。
考えてみると、英語の曲というのは毎日なんらかのものを聴いているので、いつのまにか耳が英語慣れしているのかもしれない。
そんななかでドイツ語でこんなに流麗なうたを聴かせられると、とても新鮮に感じるのは当然だろうな。



M-2 “THE OPERATOR” 軽快にビートを刻みつつ、サビでは英詞の開放的な雰囲気に。
M-5 “UNSER MANN AUS HOLLYWOOD” 
M-6 “JUIST” インスト。
M-7 “ALLES WAS LEBT BEWEGT SICH” 
M-11 “MAILAND” 



ポップな曲もあるけれど、どちらかというと物憂げな曲が多い。
物憂げな...。
それは、せつなさ、とはまた違うんだ。



ASIN:B000ETV7FE






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell