::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 NIK BÄRTSCH'S RONIN “REA” (2004)












“stoa”が評判良かったからか、旧譜が入荷されてたので買ってみた。
5曲入りで、トータル64'22"。
だいたいの曲が10分以上の長さを持っていて、静寂から始まり最小限の音を積み重ねて進み、何度かパターンを変えながら展開していく。
その背景は黒、または夜。
塗り込められた闇のなかで、ミニマルに厳選された音だけが浮かび上がってくる情景。


M-2 “MODUL 22” 
M-5 “MODUL 23” 最初から勢いがある。そして途中からのピアノ。8'00"において鋭い音として導入される。


“Modul”の意味がよくわからない。意味というか、番号と曲の関係が。単に制作順か? 構造に関係あるような気もするけど...。
こういう曲を聴くと、分析したい気持ちに駆られる。実際にはしないが、つまりメロディではなく音の構造を享受するような音楽なのだと思う。






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell