ちょっとイレギュラーですけど、プライベートなことを書きます。
今までやっていた仕事をやめて、東京の住まいを引き払い、ロンドンに移り住むことにしました。
ずっと考えていた長期的な計画を行動に移す、端緒として。
ということで、生活環境が激変するので、今後この“LOG”がどうなるのか、自分でも予想できません。
聴いたCDとかは記録していくだろうけど、そもそもどれだけCDを聴く生活になるのかどうか。
理想的には向こうでも、今までと同じようにCDを聴いてその感想を記録して(たぶん聴くものはそんなに変わらないと思う。日本のインディーものがほとんど聴けなくなるだろうこと以外は)、あるいはロンドンの美術館だとかギャラリーとかに行ったりして(小説とか漫画は読まなくなるだろう。映画も当分は難しいだろうな)、っていうように同じような記録が残せれば。というつもりではいます、いまのところは。そこまで安定した生活になるのにどれだけかかるのかはわからないですが。(Serpentine Gallery のOMAの展示は15日までだから着いたらすぐ行かないと!)
今の心境について。
キーツの詩を下記に引用。
これを知ったのは別のところからで、それがイギリス好きな理由のひとつです。知っている人にはすぐわかるはずですが、あえてその出典元は明記しません。(サイト名もここからです。)
その本のなかで、登場人物が船出するにあたり引用したフレーズ。
船出といっても湖だったりするのですけど。
“あるいは、おおしきコルテスが ──部下のすべてがあやしみて、ののしりさわぐただなかで──
ひとり静かにダリエンの、頂きに立ち、するどき目して、太平洋をにらむがごとく。”
Or like stout Cortez when with eagle eyes
He stared at the Pacific ─ and all his men
Looked at each other with a wild surmise ─
Silent, upon a peak in Darien.