1st。再発。リマスター+ボーナストラック2曲。
基本的には、穏やかで清澄な音が繰り広げられていく。でもビートは硬質で、そこが特徴的。荒涼とした無人の情景と、無機質で都市的なイメージとがオーバーラップして映し出されているような。frosty mornings and summer nights っていうタイトルは、うまいこと名付けている気がする。相反するスタイルが、完全に溶け合わないままにも共存しているという意味において。
M-2 “Under the Glow of Streetlights”
M-3 “Japanese Whispers” 騒がしいビートが弾けていて、でもそれらがやがて、茫漠と反響するシンセ音にぼんやりと包まれていく。
M-10 “Last Breath” 少しエピックな。そんなに壮大な展開でもないけど...。だんだん音のレイヤーが増えていくのがそう感じさせるのだと思う。メロディも明解。