Kaki King というギタリストが2010年に出した “Junior” というアルバムがもう「全面的に自我を委ねてもいい」と思えるレベルで好きなんだけど、最近になって過去作品も聴いてみようと思い、ひとつ前のこの “Dreaming Of Revenge” というアルバムを買ってみたら、これも同じレベルのクオリティだった。まったく試聴もせずレビューとかの情報もほとんど見ず、ただ思い立って買ったので、外れる可能性もあったわけで……“Junior” がたまたま奇跡的な作品で過去の作品はぜんぜん違うサウンド、ということも充分にあり得たけれども、結果としては、うんうん、やっぱりそうだよね、やっぱり良いに決まってるよね…!という感じだった。
ヴォーカル曲とインスト曲がほぼ交互に入っているアルバム。
基本的に Kaki King 本人がほとんどの楽器を演奏している。プロデューサーである Malcolm Burn がたまにキーボードなどで参加してたり、ストリングスが入ってる曲もあったりする。
芯が強く、でも妙に舌足らずっぽいヴォーカル、表現豊かなギター。
目の前で弾き語られている姿が浮かんでくるような臨場感がある。サウンド、歌詞、演奏者のキャラクター……といった諸々の構成要素すべてがつくりだすトータルな雰囲気として好き。
特に銘記しておく曲
M-1 “Bone Chaos In The Castle”
M-2 “Life Being What It Is”
M-4 “Pull Me Out Alive”
M-8 “Saving Days In A Frozen Head” 'I don't want to go but I can't say I've had a good time doing anything'
Information
Birth name : Katherine Elizabeth King
Origin : Atlanta, US
Born : 1979
Years active : 2001 -
Links
Official : http://www.kakiking.com/
Youtube : http://www.youtube.com/kakiking
SoundCloud : http://soundcloud.com/kakiking/
Twitter : http://www.twitter.com/kakiking
Wikipedia : http://en.wikipedia.org/wiki/Kaki_King
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