::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

 [ABOUT LJU]
 [music log INDEX] 
 

 FRIDGE“HAPPINESS”



Happiness
“EPH”を買いたかったんだけど...売ってなかった。
“EPH”の方がジャズ要素濃いはず。“HAPPINESS”はかなり静かな系統。緻密。繊細。メロディではなく、音響。そう、音響系って、こういうことなんだね。音像、っていいかえてもいいと思う。メロディは感情で、リズムは身体だとすると、音響系は、視覚、幻想、夢、に結びついているものかも。無意識、とか、そういう系統ね。
FRIDGEは音響指向だけど、リズムがあるから聴ける。
でも、夜の曲だ。
それにしても、なんて穏やかな音なんでしょう。けっしてメロディアスだとは思わないけど、繊細な音要素の緻密な構成が生む独特の世界。心の深層に直結して癒してくれる感じ。
M-2“DRUM MACHINES AND GLOCKENSPIELS” 後半のミニマルぶりにトリップする。
M-5“FIVE FOUR CHILD VOICE” 穏やかな流れがつづいたなかに絶妙なタイミングで入ってくるドラム、その次はボイスが参入。後半へ向けてどんどん盛り上がっていく。
M-7“DRUMS BASS SONICS AND EDIT” ドラムとベースの絡み合う重厚な基盤に、エレクトロが彩りを添える。もうタイトルの通りだけど。最後になかなか予想外な静けさが登場。
M-9“LONG SINGING” 力強い。それでいて優しく。リズムにギターを添えて、バックではボイスがつづく。夜、ヘッドフォンで轟音で聴くと最高。この曲はいちばん“HAPPINESS”ということばにふさわしい。オリジナル盤だと最後の曲だからね。あーなんかこの曲をBGMに映画とか映像とかつくりたいなー。

...うーん、このアルバムは、タイトルを全部書かなければならない。シンプル、ミニマル。これだけですべて言い表している。なおかつこのジャケの静謐。そして全体は“HAPPINESS”。
M-1“MELODICA AND TROMBONE”
M-2“DRUM MACHINES AND GLOCKENSPIELS”
M-3“CUT UP PIANO AND XYLOPHONE”
M-4“TONE GUITAR AND DRUM NOISE”
M-5“FIVE FOUR CHILD VOICE”
M-6“SAMPLE AND CLICKS”
M-7“DRUMS BASS SONICS AND EDIT”
M-8“HARMONICS”
M-9“LONG SINGING”
《JPN-BONUS》
M-10“SURFACE NOISE AND ELECTRIC PIANO”
M-11“FIVE COMBES”









music log INDEX ::

A - B - C - D - E - F - G - H - I - J - K - L - M - N - O - P - Q - R - S - T - U - V - W - X - Y - Z - # - V.A.
“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell