::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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 Fantastic Plastic Machine  “Sound Concierge #404 Electric Carnival ” (2004)



ロック編(と俺は呼ぶ)。夏フェスを意識して、とのことらしい。
ちなみに“Sound Concierge ”の今までのDISCOGRAPHYは、

  1. #401 “Do Not Disturb ” FOR YOUR LONELY MIDNIGHT 〈Lounge〉
  2. #402 “Four Kicks Adventure ” FOR YOUR VIRTUAL DANCEFLOOR 〈House〉
  3. #403 “Air-conditioning ” FOR YOUR LONG HOT SUMMER 〈Lounge〉
  4. #404 “Electric Carnival ” FOR YOUR EVERLASTING PARTY 〈House〉

FOR YOUR・・・
そう、常に「あなたの」。それは、「おうちで」を含意している。自宅をクラブに、がテーマ。

M-14 Soul Central“Strings Of LifeDanny Krivit's Extended Edit)”
M-15 PE'Z“Hale No Sola Sita〜La Yellow Samba(FPM Punky Samba Mix)”
この流れが圧巻!

ミックスCDの重要なところは、流れ。選曲も重要だけど、それらがどうつながっていくか。
感情の流れをつくりだす。ライブもそうだけど、どう始まって、どう展開して、盛り上げていって、最高潮に達するか。
基本は、ノリよく始まり、中盤でしっとり、後半で盛り上げ、アンコールで昔の曲なんかやりつつ最後に最大のピークに達する。(ロックの場合ね。)
ときどきものすごくはまるライブとかがある。感情の流れ、オーディエンスの一体感。そういうのって、わすれられない。
物語、演劇ともまた違うね...。あくまでも一夜限りの、ってところが? いやそれは映画だって演劇だってそうだし。そうすると、その場への参加感かな? うん、それは大きいな。もっとも昂揚感を生み出せるのが、ライブだと思う(クラブDJプレイ含む)。
でも、ミックスCDの場合はどうなんだろう。何度でも家で聴けるっていうのは。一回目聴くときはいいけど、次に聴くときって、どういう体験なんだろう。さすがに毎回一曲目から通して聴くことはないしな。一度読み終わった小説を、二回目以降は断片的に好きなところだけ読んでいくようなもの?
初回は作者の意図通りに聴いていく。小説もそうだけど。その次は受け手の自由。








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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell