::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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.Dance

Jlin “Akoma” (2024)

パーカッションによる緻密な構成を追及した、ミニマル・ビート・ミュージックの極点。 シカゴのフットワークを独自に昇華させる Jlin が2015年の “Dark Energy”、2017年の “Black Origami” に次いでリリースした 3rdアルバム。 このアルバムではコラボレーシ…

 Jlin “Black Origami” (2017)

メロディをほとんど伴わず純粋にリズム要素だけで構成されるサウンド。 ビートは民族音楽の打楽器を彷彿としつつも、その感触と精確性はきわめてエレクトロニック。低音部はダビーに増幅されて反響し、高音部は軽やかに跳ね回り、さまざまなビートが空間を満…

 RP Boo “Fingers, Bank Pads & Shoe Prints” (2015)

1997年のトラック “Baby Come On” によってシカゴ・フットワークを創始したと言われる RP Boo の 2nd アルバム。新曲の他、1st アルバム “Legacy” 以前に制作されたトラックも収録されている。 ヴォーカル・サンプルが楽曲の大きな特徴。どの曲でも、印象的な…

 Jlin “Dark Energy” (2015)

1stアルバム。 シカゴのゲットー・ハウスに連なるサブジャンル、ジューク/フットワークに属する。 高速三連符リズムが最大の特徴。メロウ要素は少なく音としては硬質・無機的な方だけど、前傾的なビートであることで全体としてはむしろトライバルな印象につな…

 Jon Hopkins “Immunity” (2013)

精巧に構築されててなおかつリズミカル、という感じのエレクトロニカがこのところ自分の好みなんだけど、このアルバムはそれにすごく当てはまっている。 ビート主導でフロア志向、なおかつ、ノイズやヴォイスの使い方がとても音響的。 きめ細かい加工と緻密…

 Four Tet “There Is Love In You” (2010)

5thアルバム。今年始めにリリースされたものだけど、そういえば記録してなかったので書いておく。 なぜ急に思い出したかというと、先週12/2に DOMMUNE でやってた Four Tet / Kieran Hebden のDJプレイが、それはもう溜息が出るほどにすばらしかったので。 …

 UNDERWORLD “barking” (2010)

6th。(厳密に言うと8thか。) カラフルなジャケットは、今までの Underworld のものとは一線を画している。カール・ハイドが言うには、「アートワークもこれまでの内向的で思慮深いものではなく、もっと外に向かってポジティヴなものにしたいと思った」との…

 UNDERWORLD “OBLIVION with Bells” (2007)

発売時に買ってたのに、なぜかなかなか文章にまとめておく気にならず今に至ってた……。でも6th“barking”を聴いたのと併せて感想を書いておこうと思う。良いアルバム。 Underworld の基本姿勢って無機的な語り口で常に洗練を追求してるところにあると思うんだ…

 K.F. re-presents CALM “Bathing in Sunshowers” (2005)

calm。名義の使い分けは、よくわかんない。穏やかで心地よいメロディを伴って、とどまることなく流れる軽快なリズム。浮かぶのは、ナチュラルかつエレクトロな情景。 M-2 “Deeper in the Forest(K5-C5 Pt.2)” たゆたうグルーヴ。 M-3 “Komorebi(Sunbeams…

 KOSMA “new aspects” (2005)

JAZZANOVAのRoscow Kretschmannのソロ・プロジェクト。JAZZANOVAも新しい音源出してくれよ..と思いつつも。音としてはほぼ同じ方向性。KOSMAの方が多少ミニマルか。 M-1 “kioku kouka” “in between”の“HANAZONO”にも通じる日本風味の曲。contains sample of“…

 G.RINA“サーカスの娘 A Girl From A Circus” (2003)

ジャケ買いかな...。まあ出たばかりのRemix盤(“A GIRL FROM A CIRCUS - REMIXES -”)試聴して、よさそうなのは確認したけれど。でもこれジャケ買い率高いと思うよ。DJもやるし(DJ SENORINA)、ボーカルもやるし、英語・スペイン語もこなす。自称「音楽的郵…

 Fantastic Plastic Machine  “Sound Concierge #404 Electric Carnival ” (2004)

ロック編(と俺は呼ぶ)。夏フェスを意識して、とのことらしい。 ちなみに“Sound Concierge ”の今までのDISCOGRAPHYは、 #401 “Do Not Disturb ” FOR YOUR LONELY MIDNIGHT 〈Lounge〉 #402 “Four Kicks Adventure ” FOR YOUR VIRTUAL DANCEFLOOR 〈House〉 …

 Fantastic Plastic Machine  “Sound Concierge #403 Air-conditioning ” (2004)

気持ちいいー。涼しいー。そしてなんてオシャレなんだ。それぞれの曲って、単体で聴いたら絶対普段聴こうと思わないような曲だけど、この流れだと、自然にいいなと思えるな。やっぱり、流れって、重要。というか、単体を別なものに変える効果があるんだ。 し…

 STUDIO APARTMENT“WORLD LINE” (2004)

何も考えなくていい。きもちいい。何も残らないけれど。何か単純作業するときに最適。クーラーのように人工的で、手軽。そういう音楽があったって、いいと思う。 こういう音楽は、小洒落た洋服屋とか洋書屋とかでかかってる系統。音楽と社会性との親和という…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell