精巧に構築されててなおかつリズミカル、という感じのエレクトロニカがこのところ自分の好みなんだけど、このアルバムはそれにすごく当てはまっている。
ビート主導でフロア志向、なおかつ、ノイズやヴォイスの使い方がとても音響的。
きめ細かい加工と緻密な配置を施されたビートが、理知レベルと身体レベルの両面で強力に作用してくる。浮遊感に満ちた透明なアンビエンスがそれらを覆いつつ、ほどよく抑制しながら広がっていき、有無を言わさず昂揚させられる。
前半4曲が比較的アクティヴ、後半4曲は少し落ち着いた感じ、という配分。
プロデューサーとしても活動していて、Brian Eno や Coldplay とコラボレート実績がある。自己作品としてはこれが 4th アルバム。
特に銘記しておく曲
M-1 “We Disappear”
M-2 “Open Eye Signal”
M-3 “Breathe This Air”
M-4 “Collider”
M-6 “Form By Firelight”
M-7 “Sun Harmonics”
なかでも別格で好きなのは M-2、M-4。
Jon Hopkins
Information
Born | : 1979 |
Origin | : Wimbledon, UK |
Years active | : 2001 - |
Links
Official | : http://www.jonhopkins.co.uk/ |
: http://twitter.com/Jon_Hopkins_ | |
Label | : Domino http://www.dominorecordco.com/artists/jon-hopkins/ |