甘く透明な女性ヴォーカルで、まどろむように心地良いメロディ。
穏やかな落ち着ける曲ではあるはずだけど、同時に、そこはかとなく胸騒ぎを湧き起こす。
それは愁いや寂寥を多分に含んでいるため。
といっても儚く枯れた感じではなくて、もっと確かさのあるポップ。
芯にあるのは、真摯な願いとか望みとか。非常に清い。
M-1 “More”
M-2 “Cry Baby”
M-4 “Playing Free”
M-5 “To Be Around” いろいろなものを羅列していく歌詞。
M-7 “Là où je suis” 途中のリズムパターンが変わるところでいつも痺れる。
M-8 “She's My Friend” M-7とM-9の中間にあるのがちょうど良い曲調。
M-9 “Heart, Oh Heart” 歌い方は淡々としてる方だし、曲表現も展開も同様に淡泊。でも神秘的で、とても厳粛だと思う。
とくにM-5、M-7、M-9が良かった。