::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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.Dub Techno

Moritz Von Oswald Trio “Dissent” (2021)

Basic Channel のひとりとしてダブ・テクノを生み出した Moritz von Oswald のグループ。 もともとは Max Loderbauer と Sasu Ripatti(Vladislav Delay)で構成されていたが、2015年の “Sounding Lines” では Sasu Ripatti と替わって Tony Allen、そしてこ…

Andy Stott “Never the Right Time” (2021)

静謐で甘美なヴォーカルとシンセによるテクノ。ノイジーなパルスをまとう重いビートに牽引されつつ、端麗で広がりのあるサウンドスケープへ。 8作品目のアルバムとなる “Never the Right Time” は、前作 “It Should Be Us” での試みからは離れ、“Luxury Prob…

 Claro Intelecto “Exhilarator” (2017)

マンチェスターのプロデューサー。主にダブ・テクノを追求し、Modern Love の勃興に寄与したひとりに数えられる。 このアルバムはオランダの Delsin からのリリースで、わりと幅の広い趣向の13曲から成っている。清涼、重厚、暗鬱、硬質、情感、爽快 etc。リ…

 Porter Ricks “Anguilla Electrica” (2017)

音楽のつくり方を大別したときに、音を組み立ててつくっていく方法と、既にある音を加工してつくっていく方法という二種類があるとして、ダブは後者の側に属している。 サンプリングやブレイクビーツもやはり新規の音より既存の音へ依存しているけれど、流用…

 Andy Stott “Too Many Voices” (2016)

“Luxury Problems” 以降の Andy Stott を決定的に特徴付けたのが Alison Skidmore のヴォーカルであったことは疑いようもない。少年期のピアノ教師だった女性をヴォーカリストとして迎え入れたという経緯も Andy Stott の音楽が纏うロマンティクスに意外と貢…

 Pole “Wald” (2015)

ダブ・テクノ〜グリッチ・エレクトロニカ。 Pole / Stefan Betke はベルリンを拠点とするプロデューサーで、2010年まで稼動したレーベル ˜scape のオーナー、その後は自身と同名のレーベル POLE を主宰。マスタリング・エンジニアとしても活動してきた。 近年は…

 M.E.S.H. “Scythians +” (2014/2015)

インダストリアル〜ベース・ミュージック/ダブステップ。ディープで胸騒ぎのする音だけど、Arca のように “闇の中のゴージャスネス” といった雰囲気もある。ヴォイス・サンプルやリヴァーブの使い方がとくにそう感じさせるのだと思う。身体作用型ではなく、情…

 Moritz Von Oswald Trio “Sounding Lines” (2015)

ダブ・テクノ+アフロ・ビート・ドラム→ミニマル・エレクトロニック・ジャズ。 Basic Channel の創始者 Moritz von Oswald と、Sun Electric の Max Loderbauer、そこに Fela Kuti の Africa 70 でドラムを担当していた Tony Allen が加わったという構成。 ドラム…

 Ozy “Distant Present” (2015)

ダブ/アンビエント・テクノ。 4/4のテクノ・ビートだけでなく、ゆったりとグルーヴを効かせるディープなベースライン、あるいはミニマル寄りのダブ・ステップだったりと、リズムパターンは多様。けれど音像はどれも精巧で情景構築的という点で共通している。そ…

 Jack Dice “Sip Paint” (2014)

Type Records を主宰する John Twells (a.k.a. Xela) と、オークランドのヒップホップ・デュオ Main Attrakionz にマネージャー/DJとして関わっている Walker Chambliss の2人によるユニット。 2014年に Modern Love からリリースされた 2nd EP。全4曲および …

 Andy Stott “Faith In Strangers” (2014)

4th アルバム。 インダストリアル/ダブ・テクノの潮流上にはあるけど、必ずしもすべて硬質な要素で構成されているというわけではなく、全体的には穏やかで流麗な雰囲気。それは、ダウンビートな曲が多いこと、柔らかいシンセ・サウンドの効果、そして何よりも …






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell