2008-01-01から1年間の記事一覧
監督:山下敦弘。脚本:渡辺あや*1。原作:くらもちふさこ。良かった。甘酸っぱくて、あたたまる映画。とりたてて何も起こらない、っていうところは“リンダリンダリンダ”と同じ。でもだからといって「まったく何も起こっていない」というわけではない。2時間か…
前にZaineticaってユニットの音に興味を持ったことがあって、結局買ったりはしなかったんだけど、最近その同じ人が絡んでるアルバムを見かけたので買ってみたのがこれ。 曲によってはビートが強いのもあるので、アンビエントってほどではないかもしれない。…
0. 「絶対気に入るはず」と言われて見てみた映画。でも、ブルーハーツの曲を演奏する映画っていうことに対して、ブルーハーツそんなに好きではないしなー、っていう思いと、どうせ「ウォーターボーイズ」系列の青春映画なんでしょ? そういうのって見たらそ…
0. おもしろかった。途中で読むのをやめられずひたすら読み続けた。読んでいて先がどうなるか気になってたまらない、という小説だった。 冒頭にまず登場人物一覧表が載っていて、そこに総勢60名の名前が連なっているのを見て、これは読むの大変かもなー、と…
川俣正 [通路] WALKWAY 東京都現代美術館 0. 東京都現代美術館で開催している、川俣正の[通路]について。川俣正は、その作品とその考え方との両面で、もっとも好きなアーティストのひとりなんだけど、今回のプロジェクトは非常に、なんというかなんともいい…
MOTアニュアル2008「解きほぐすとき」MOT annual 2008 Unraveling and Revealing 東京都現代美術館 若手の作品を集めて毎年やってるグループ展らしい。川俣正の[通路]という企画展のついでで何気なく見たんだけど、かなり気に入った。川俣正については.....…
甘く透明な女性ヴォーカルで、まどろむように心地良いメロディ。穏やかな落ち着ける曲ではあるはずだけど、同時に、そこはかとなく胸騒ぎを湧き起こす。それは愁いや寂寥を多分に含んでいるため。といっても儚く枯れた感じではなくて、もっと確かさのあるポ…
わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 Self / Other 東京国立近代美術館 〈自己/他者〉をテーマにした展覧会で、5人のキュレーターにより構成されている。 テーマが明確なことに惹かれた。
4th。前作ではそれまでのフォークなスタイルをロック寄りに大きく変えていたのだけど、このアルバムでもその方向性が踏襲されている。2ndまでの切なく荒涼とした音に力強さが加えられて、抑えられてはいるけどよりエモーショナルな表現に。静謐のなかに情熱…