::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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2005-01-01から1年間の記事一覧

 E・ゴッフマン “出会い”

“ENCOUNTERS ─Two Studies in the Sociology of Interaction─” 1961 Erving Goffman ISBN:4414518024 『ゲームの面白さ Fun in Games』『役割距離 Role Distance』という二つの論文から成る。サブタイトル通り、相互行為についての研究。 「出会い」という言…

 explosions in the sky “how strange, innocence” (2000)

1st再発。セルフライナーによれば、バンド結成7ヶ月目で制作されたアルバムで、それまではスタジオに入った経験すらなかったと。リマスタリングされているとはいえ、さすがに初々しい音。だけど、音の展開は複雑。逆に言えば、これだけ若い時期にこんなに複…

 メカネロ “メクルメクセカイ” (2005)

男子3名、女子2名。wafflesに似た雰囲気。でも大きな違いは、歌詞をヴォーカルが書いていないこと。作詞作曲共に、ベースの人が書いてる。作曲はともかくとしても、歌詞はヴォーカルに書いていてほしいところだけど。ところが、歌詞の中の人称代名詞が常に男…

 quartz head “quartz-head con-ver-sa-tion 02” (2005)

藤原大輔のユニット。 fujiwara daisuke as quartz head / feat. hata-ken. fujiwara,daisuke:sax, electronics, syn hata, kenichi:syn,electronics, perc 前面に出されているのはエレクトロビートで、サックスはひたすら抑制的に、極微のフレーズを進む…

 Olafur Eliasson “Your light shadow” 20051117-20060205

ART

オラファー・エリアソン “影の光”@原美術館。インスタレーション。抽象性高い。作品のスタイルはきわめて幅広いが、いずれにせよ知覚がテーマ。原美術館よりももっと広い空間の方が適している作家だとも思うけど。たとえば2003年の“The Weather project”@テー…

 Diefenbach “Set & Drift” (2005)

デンマークのバンド。3rdアルバム。大絶賛されたという1stから音がだいぶ変わっているらしく、1st好きな人からはあまり肯定的評価を受けていないようだけど。このアルバムから聴き始めた身としては、ふつうに良いと思いました。1stなんかもう入手できないだ…

 NUJABES “modal soul” (2005)

あいかわらず外れなし。ピアノ主体のメロウなトラックに、自己主張しないリリカルなラップ。休日に家で流しっぱなしにするのに良い音。アルバム後半はインスト。 M-3 “Luv(sic.)pt3” featuring Shing02 M-6 “Eclipse” featuring Substantial M-7 “The Sign…

 TRACER AMC “FLUX AND FORM” (2004)

最近、同じような音ばかり聴いている。 Tracer AMCの1st。2ndがすばらしかったので、1stも買ってみた。2nd同様、基本的にギターに重点の置かれたサウンド。ツインギターのそれぞれがくっきりとした旋律を奏でてメロディアスな情景を構築、徐々に盛り上がるリ…

 65daysofstatic “One Time For All Time” (2005)

UK、シェフィールド。重いグルーヴ。そこにピアノが絡んできたり、壮麗なシンセが拡がったり。強弱の効いた展開。曲間はスムーズにつながっていて、全体としてひとつの情景が形成されている。スリーヴには何かメッセージというかマニフェスト的なものが載っ…

 Tera Melos “(S/T)” (2005)

あーいいなーこの音。Tracer AMCに近い。ハード、激しく移り変わる展開。リズムは複雑。それでいて盛り上がるところはちゃんと盛り上がる。 スリーヴは全体的に怖いし。アルバムタイトル無いし。曲名は“melody 1〜8”だし。味も素っ気もない。*1音聴かないと…

WEB

メモ CD INDEXがテキスト限界量に達したようなので、アルファベットごとに分割した。 包括的に編集できなくなるのでめんどくさい。

 OCEANLANE “Kiss & Kill” (2005)

2nd。アルバムタイトルとかジャケットとかに、イメージの方向性を変えようという雰囲気が感じられる。でも音自体は1stと変わらず。 M-5 “HERE IT COMES” M-7 “TOMORROW” M-10 “MY WRISTWATCH” スロー。情感たっぷり。 1stの“Sign”ほどの奇跡的名曲はないけど…

 ベック, ギデンズ, ラッシュ “再帰的近代化”

“Reflexive Modernization ─Politics, Tradition and Aesthetics in the Modern Social Order─” 1994 Ulrich Beck, Anthony Giddens, Scott Lash ISBN:4880592366 現代は近代の徹底化された状況であり、近代と決定的に異質な位相にあるものではないが、しか…

 10月の総括

10月分のCDの総括。 TYONDAI BRAXTON “HISTORY THAT HAS NO EFFECT” 〈Experimental / Post Rock〉(2002) Lars Lystedt sextet “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN” 〈Jazz〉(1964/2005) DONNA REGINA “SLOW KILLER” 〈Pop / Electronica〉(2005) ABANDONED PO…

 Günter Wand “Bruckner Symphony No. 9” (1998)

Anton Bruckner(1824-1896) Symphony No. 9 in D minor(1941) Unfinished I. Feierlich, Misterioso II. Scherzo. Bewegt, lebhaft - Trio. Schnell III. Adagio. Langsam, feierlich Günter Wand, ConductorBerliner Philharmoniker1998 Philharmonie, …

 TRACER AMC “ISLANDS” (2005)

全曲インスト。眩惑的で、壮大。ドラマチック。いくつもの楽器が積層する多重な情景。音数は多く、深みがある。その中心はギターサウンドで、それはシューゲイザーを経由したノイジーな轟音だったり、そうかと思えばクリアに響く清涼な音色だったりして、さ…

 JIMMY SMITH “ROOT DOWN” (2000)

Jimmy Smith:organArthur Adams:guitarWilton Felder:bassBuck Clarke:congas, percussionPaul Humphrey:drumsSteve Williams:harmonica Recorded Feburary 1972 in Los Angelesライヴ・アルバム。オルガン・ジャズ。かなりファンク。 M-1 “Sagg Shoot…

 Below The Sea “BLAME IT ON THE PAST” (2005)

こんなにいいバンドなら、この前来日したときライヴ行けばよかった。家で聴いてるだけでも、身動きできなくなるぐらい浸ってしまうというのに。これを生で聴いたらどうなってしまうんだろう。ギターもしくはピアノが奏でる、透明で広がりのある世界。力強い…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell