::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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2005-01-01から1年間の記事一覧

 ゴダール “アワーミュージック Notre Musique”(2004/2005)

“Notre Musique” 2004 Jean-Lucc Godard なかなか前評判が良かったので、期待して見に行った。ちゃんと物語になってる、とか。ゴダールなのに感動する、とか。 映画館でゴダール見るのは初めて。今までDVDで見てて、一日で通して見終わったものはあまりない…

 BOARDS OF CANADA “the campfire headphase” (2005)

Mike SandisonとMarcus Eoinのユニット。3rd。全曲インスト。アナログ風味のエレクトロ。生楽器も多用されている。心地よく、穏やか。ライナー読むと、ふたりともドラマーで、曲作りではリズムを重視しているとのことだけど、たしかにビートが際立っている。…

 “ディープ・ブルー”(2003)

“DEEP BLUE” 2003 ASIN:B0002S0JVU 海に棲む生き物の映像をとりとめなく集めた映画。映像は、とてもきれい。ナレーションと音楽で、スムーズに紡がれる。人間が一切出てこなくて90分も飽きないかな、と思ってたけど、退屈するところはなかった。 最初は、学…

 ABANDONED POOLS “ARMED TO THE TEETH” (2005)

ギター・ロック。元eelsのTommy Walterのソロ・ユニットとのこと。だいたいどの曲も良し。気持ちいい。躍動感があって。前向きなメロディ。うた、声がいい。なんかスマパンみたいって言われてるようだけど、スマパンってもっとヘヴィかつダウナーだった気が…

 DONNA REGINA “SLOW KILLER” (2005)

Regina Janssen:vocalsGünther Janssen:keysという夫婦によるユニット。ドイツ、ケルン。エレクトロ+ウィスパー寄りな女性ヴォーカル。聴きやすいメロディ。味付けは淡泊。でも強弱ははっきりしてて、音数は少なめだけど芯がある。 M-3 “lazy heart” 途中…

 idea 313 “Graphics of Warp Records”

特集:ワープレコードのグラフィックス。Warpから出されたさまざまなジャケットのデザイン、およびデザイナーのインタビュー、など。レーベルとデザインの関係。 1..レーベルとはなにか。 1-1..レーベルといってすぐ頭に思い浮かぶのは、Mo’Wax、NINJA TUNE、…

 Lars Lystedt sextet “JAZZ UNDER THE MIDNIGHT SUN” (1964/2005)

モーダル・ジャズ。スウェーデン。流麗。 M-1 “BOTHNIA” 多彩な展開。リズムが次々に変転しながらも、だれることなく。洗練された構成だと思う。 M-6 “THE RUNNER” 最初から全開、ダンサブル。 M-7 “FANFAR take1” M-8 “KRYPTO” 最初ちょっと静か。リズミカ…

 グレッグ・イーガン “ディアスポラ”

“DIASPORA” 1997 Greg Egan ASIN:4150115311 0.. 現代SFの最高峰、というか、正統SFを追求しながらも過去の形式に堕することなく現代性を持ち得ているもはや唯一の作家。 『順列都市』『宇宙消失』『万物理論』に続く長編の邦訳。 かなり待った。このあとも“…

 TYONDAI BRAXTON “HISTORY THAT HAS NO EFFECT” (2002)

BATTLESのTyondai Braxtonのソロ。ジャズ・ミュージシャンAnthony Braxtonの息子。名前からしてアジア系かと思ったけど写真見たらそうでもなさそう。コネチカット州出身だって。(公式ページ:http://tyondai.jmzrecords.com/)アートワークもたぶん自分でや…

 9月の総括

9月分のCDの総括。 toe “the book about my idle plot on a vague anxiety” 〈Post Rock〉(2005) death cab for cutie “PLANS” 〈Rock〉(2005) Sigur Ros “Takk...” 〈Post Rock〉(2005) miaou “MAKE THESE THINGS ALRIGHT” 〈Post Rock〉(2005) té “な…

 GRAVENHURST “FIRES IN DISTANT BUILDINGS” (2005)

Nick Talbotのユニット。3rd。前作のEP“BLACK HOLES IN THE SUN”はフォーク色が強かったのに、このアルバムは思いっきりバンドサウンド。ロックになっててちょっとびっくりした。でも根底にあるのはアコースティックなつくりかた。愁いに溢れたメロディ、ヴ…

 advantage lucy “Echo Park” (2005)

いろいろあった末の、ようやくの新譜。これだけブランクがあってもとくに音に劇的な変化はなく、いままで通り。 M -1 “グライダー” M-2 “spur line” M-5 “遠い日” M-6 “潮騒” 切なさ全開、疾走。こういうのがいちばん好き。 M-9 “planetaria” しっとりめの曲…

 Glenn Gould “BACH The Goldberg Variations” (1981)

Johann Sebastian Bach(1685-1750) The Goldberg Variations(Aria mit verschiedenen Veränderungen) Glenn Gould, PianoApril 22-25, May 15,19 & 29, 1981, 30th Street Studio, New York City バッハ“ゴールドベルク変奏曲”。グレン・グールド。音楽…

 MONASTIR “good things never last...” (2005)

スウェーデン。HOLIDAY WITH MAGGIEのMagnus Björk(Vo.+Gt.)とMarcus Olsson(Gt.)の別バンド。2nd。前作で大きくフィーチャーされてたFanny Wedmark(Key.)のmoogとヴォーカル/コーラスがほとんど出てこないのが、物足りない。その分、純化したロックに…

 Alias & Ehren “Lillian” (2005)

生楽器+エレクトロ。レーベルはAnticon。Alias=Brendon Whitney。Lali Punaのremixやったりとか、styrofoamに参加してたりする人。このアルバムは、弟のEhren Whitneyとのコラボレーション。生楽器はEhrenが演奏してる。Aliasのトラックとの調和がすばらしい…

 Gerhard Richter “Painting as Mirror” 20050903-20051026

ART

ゲルハルト・リヒター “鏡の絵画 Painting as Mirror”@金沢21世紀美術館。 ゲルハルト・リヒター、日本初の総合個展。1932年、東ドイツ生まれの画家。作品のスタイルは、主として「オイル・オン・フォト」「カラーチャート」「グレイ・ペインティング」「ア…

 Rhymester “逃走のファンク” (2005)

日本ヒップホップ最高の知性を持つ宇多丸、最高の声を持つMummy-D、という絶妙な組み合わせの2MC。だと思っている。もうかなりベテランなポジションになってしまってると思うけど、いつも実験的な試みに挑戦している。常にヒップホップ外へとさまよい出てい…

 飛 浩隆 “グラン・ヴァカンス 廃園の天使 I”

[概要] 仮想リゾートに従事するAIたちの物語。〈夏の区界〉という名のその世界は、海に面した古い港町をイメージとしてつくられていて、ゲストとして訪れる人間たちをもてなすための「住人」としてAIたちが配されていた。しかし、後に〈大途絶〉と呼ばれるあ…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell