::: BUT IT'S A TRICK, SEE? YOU ONLY THINK IT'S GOT YOU. LOOK, NOW I FIT HERE AND YOU AREN'T CARRYING THE LOOP.

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2006-01-01から1年間の記事一覧

 Psapp “THE ONLY THING I EVER WANTED” (2006)

2nd。1stのあとDominoに移籍。音自体にはシンプルでナチュラル、手作りな温もりがあるけれど、繰り広げられるのは少し陰のある情景。女性ヴォーカルのポリフォニックなアレンジが良い。なかでも M-10 “Eating Spiders”が。 M-1 “Hi” M-2 “King of You” とく…

 6月の総括

6月分のCDの総括。 MOTORPSYCHO “BLACK HOLE / BLANK CANVAS” 〈Rock〉(2006) 20060605 ASIN:B000EMGFIU [CD1] M-1 “NO EVIL” M-5 “CRITICAL MASS” M-8 “TRIGGERMAN”[CD2] M-3 “SAIL ON” M-4 “THE ACE” CD1、よく聴いた。けっこうヘヴィ。 boy kill boy “CI…

 quartz-head 01 “sen-tence” (2006)

まずは少し冷静になってみよう。よくあることだ。最初に聴いたその瞬間と、あとでじっくり聴いたときとで、音の印象が変わってしまうということは。今はまちがいなくこの音に興奮しているけれど、この感覚が後々に至るまで継続するかどうかはわからない。し…

 the Ronelles “Motel” (2006)

UK、グラスゴー。音はレトロ、純正ロックンロール。でも感触は現代的。 M-4 “Bolt The Doors” なんか既聴感があるけど。良い曲。 M-7 “To See You For The Last Time” 自分が意外とこういうイントロに弱いことがわかった。コーラス具合、間の取り方が、好き…

 NIK BÄRTSCH'S RONIN “REA” (2004)

“stoa”が評判良かったからか、旧譜が入荷されてたので買ってみた。 5曲入りで、トータル64'22"。 だいたいの曲が10分以上の長さを持っていて、静寂から始まり最小限の音を積み重ねて進み、何度かパターンを変えながら展開していく。その背景は黒、または夜。…

 té “言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。” (2006)

インスト。2ndシングル。4曲入り。 タイトルはいつも通りの路線。全角できっちり30文字。かぎ括弧でハイライトを当てられる単語。独特の美学で徹底してる。なのに今回はM-4だけこの規則を少し逸脱する。30文字という長さはそのままに、文ではなく単語の羅列…

 CHATMONCHY “恋愛スピリッツ” (2006)

1stシングル“恋の煙”がすばらしかったチャットモンチーの、2ndシングル。 M-1 “恋愛スピリッツ” 大きくゆるやかに。 “恋の煙”と比べると、最初聴いたときのインパクトはあまりなかった。アカペラで始まるし、疾走系じゃないし。でも、歌詞をよく見て、その上…

 THEY MIGHT BE GIANTS “FLOOD” (1990)

ちょっと昔のものも聴いてみる。子供の頃の経済的自由度のなかでは断念せざるを得なかったCDを、大人になってみてあらためて買ってみよう。と思って買ってみた1枚。THEY MIGHT BE GIANTS の“BIRDHOUSE IN YOUR SOUL”、この曲がふと記憶によみがえり、無性に…

 boy kill boy “CIVILIAN” (2006)

1st。ニューウェーヴ・リヴァイヴァル、と呼ばれているようなのだが。メロディアスなヴォーカルライン、高域で上昇する伸びやかなサビ。全体に渡って繰り広げられるシンセは、洗練されてるとかでもシンフォニックとかでもなく、もっとディスコサウンドのよう…

 MOTORPSYCHO “BLACK HOLE / BLANK CANVAS” (2006)

ノルウェーのバンド。2枚組。ハード。気迫に溢れている。鳴動を伴う疾駆。連なる轟きと、鋭利な高音。この種のグルーヴは、ロックにしか出せないタイプのものだ。 [CD1] M-1 “NO EVIL” 記憶に残るリフ。 M-5 “CRITICAL MASS” 低音部がうねり続く。そこへクリ…

 5月の総括

5月分のCDの総括。 STEREOLAB “fab four suture” 〈Electronica / Pop〉(2006) 20060504 ASIN:B000E6GC7U 独特のレトロ・フューチャーな世界。 M-2 “Interrock” M-9 “Excursions Into "oh, a-oh" ” M-10 “I Was A Sunny Rainphase” ulrich schnauss “far awa…

 PIA FRAUS “NATURE HEART SOFTWARE” (2006)

エストニアのバンド。エストニアか...。想像もつかないがこれでPia Frausの国として覚えることになるな。 3rd。男女ヴォーカル(ほとんど女性ヴォーカル)。シューゲイザーなギターサウンドだけど、曲調は穏やか。ギターポップのような風合いもある。ヴォー…

 WRONG SCALE “fate effects the surface” (2006)

6曲入りミニアルバム。爽快なヴォーカルと美麗な曲展開にはメロコアな出自を感じるけど、音は緻密でテクニカル。band apart に近いかも。というかいっしょに売られてた。とくにコーラスワークに透明感があって、広がりがある。 M-1 “frames laid out” どこを…

 小林 章 “欧文書体”

必読。フォントを扱うときだけでなく、ヨーロッパ圏の文字を読み書きするときの一般的常識として。細かい話はいろいろあるのだけどそれはともかくとして重要な点は第1章、自然な欧文書体と不自然な欧文書体の差はどこにあるのか、というところ。(というかそ…

 西島大介 “アトモスフィア”

1..モノローグが繰り返される。 「ふざけんな」 なんてことを決して わたしが言わないのは あらかじめ全てを 赦してやってるからだ。 わたしが わたしのために。 あらかじめ全てを赦しているということは、世界に対して何も期待しない態度のことなのだろうか…

 Vervein “The Weather Inside” (2005)

LINUSで購入した。トートと共に。2nd。1曲目のヴォーカルの始まりで cocteau twins?と思ったけどむしろlushか。シューゲイザー寄り。儚げな女性ヴォーカルがわずかにハーモニーを伴って、背後に広がるギターの轟音に溶け合う。 M-1 “Code Orange” M-2 “Walk…

 Ego-Wrappin' “On the Rocks!” (2006)

なんか油断してたらすごく良かった。楽曲のクオリティは上質で、ヴォーカルも高い水準で安定、突き抜けるように開放的で、一点の曇りもなし。歌詞は不思議な言語感覚に満ちているが、曲とは溶け込んでる。 M-1 “天国と白いピエロ” M-3 “Mother Ship” かっこ…






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“でも、これはごまかしよ、ね。つかまったと思ってるだけ。ほら。わたしがここに合わせると、あなたはもうループを背負ってない”
―Angela Mitchell