ART
“The 7 Lights” Serpentine Gallery あまり期待しないで行ったらとても良かった。 ビデオ・インスタレーション。 プロジェクターによって床面に映像が投影されている。 流れる映像は黒一色の影絵で構成されていて、窓の向こうからの光が、外の情景を影として…
“Deutsche Börse Photography Prize '07” The Photographers' Gallery Philippe Chancel Anders Petersen Walid Raad / The Atlas Group Fiona Tan ノミネートされた4人のなかから大賞に選ばれたのが Walid Raad / The Atlas Group で、もっとも強く印象に残…
LUIGI COLANI “TRANSLATING NATURE” DESIGN MUSEUM ルイジ・コラーニのデザインを見ると、〈未来〉のイメージとはまさにこういうものだと思う。とても優雅で美しく、猥雑な現状の世界から遠くあって。 ただし同時に、このようなイメージは何十年も昔から未来…
BEHEMOTH @ Danielle Arnaud contemporary art Abigail Reynolds Andy Harper Bernd Behr Gail Pickering Caroline Achaintre Neil Hamon Sophie Newell “この展覧会は、家についてのひとつの概念を示しています。ギャラリーはジョージアン様式のテラスド・ハ…
Anselm Kiefer “Aperiatur terra” @ White Cube アンゼルム・キーファー。 Mason's Yard での展示の他、近くの Royal Academy of Arts の中庭にも巨大なインストレーションが置かれている。 最近見たもののなかでもっともインパクトがあった。 とくに Royal A…
Diorama: Sky Watchers @ Coleman Project Space Anna Nordquist Andersson Jonas Dahlberg David Svensson Magnus Thierfelder スウェーデンのアーティスト4人による展覧会。テーマは“見えるもの/見えないもの”および“見ている世界/思い浮かべている世界”。…
JAMES TURRELL A LIFE IN LIGHT @ LOUISE T BLOUIN INSTITUTE だいぶ前に行ったものだけど。 ジェームズ・タレルのインスタレーション5点とドローイング集の展覧会。 ギャラリーは Notting Hill の住宅街の一角にある。とても内装がきれい。カフェもある。 1…
ANISH KAPOOR @ Lisson Gallery Anish Kapoor は前に Nadif で作品集を見てから気になっていた。高いので買わなかったけれど。なんかメタリックな抽象的オブジェクトをつくっている人。写真で見る限りは、CGのように非物象的な佇まいで、とてもきれい。こっ…
サーペンタイン・ギャラリー パヴィリオン 2006 Hyde ParkのSerpentine Galleryで毎年つくられている仮設のパヴィリオン。毎年違う有名建築家がデザインしている。今年は建築家 Rem Koolhaas と構造技術デザイナーの Cecil Balmond によるデザイン。半透明な…
アート・スコープ 2005/2006 : インターフェイス・コンプレックス @原美術館。森 弘治 / 名和 晃平 / Katja Strunz / Georg Winter 毎年やってるアーティスト交換滞在プログラムの報告展。今年は日本からドイツへ2人、ドイツから日本へ2人の合計4人。タイトル…
光の魔術師 インゴ・マウラー展 @東京オペラシティアートギャラリー。 照明デザイナー。ドイツ生まれ。入ってすぐのところに、スタジオの一部が再現されたコーナーがある。彼のスタジオはデザナライ designerei / デザイナリー designery と呼ばれていて、工…
“舞い降りた桜 ザハ・ハディドとめぐるドイツ銀行コレクション”@原美術館。ドイツ銀行コレクションからの現代美術作品150点の展覧会。ザハ・ハディドによるインスタレーションを伴う。
いまいちばんかっこいいと思ってるものは何?と聞かれたならば、2006年3月5日の時点における俺は、森山大道の写真を挙げます。 端緒は +81の最新号、58-59ページの見開き。および 66-67ページの見開き。見開いた左右の写真の組み合わせも含めて。グラフィカ…
+81 の写真特集号 第3弾。 Michael Kenna 荒木経惟 松江泰治 森山大道 David Bailey Ellen von Unwerth このなかでは、荒木経惟と森山大道がもっとも印象に残った。 荒木経惟の写真も森山大道の写真も、今までじっくり見たことなんてなくて、ちゃんと見るの…
“Sophy Rickett” 2005, Steidl Sophy Rickett ISBN:3865210880 イギリスの写真家。夜間撮影した風景写真が題材。 この人の作品は今のところ大きく二つの手法に区分できる。 まず、写真の中に占める闇の比率が圧倒的に高い写真。たとえば、写真全体を覆い尽く…
オラファー・エリアソン “影の光”@原美術館。インスタレーション。抽象性高い。作品のスタイルはきわめて幅広いが、いずれにせよ知覚がテーマ。原美術館よりももっと広い空間の方が適している作家だとも思うけど。たとえば2003年の“The Weather project”@テー…
特集:ワープレコードのグラフィックス。Warpから出されたさまざまなジャケットのデザイン、およびデザイナーのインタビュー、など。レーベルとデザインの関係。 1..レーベルとはなにか。 1-1..レーベルといってすぐ頭に思い浮かぶのは、Mo’Wax、NINJA TUNE、…
ゲルハルト・リヒター “鏡の絵画 Painting as Mirror”@金沢21世紀美術館。 ゲルハルト・リヒター、日本初の総合個展。1932年、東ドイツ生まれの画家。作品のスタイルは、主として「オイル・オン・フォト」「カラーチャート」「グレイ・ペインティング」「ア…
佐藤雅彦研究室展@ggg/ギンザ・グラフィック・ギャラリー。 [概略] 佐藤雅彦。元、CMプランナー。現、SFC教授。佐藤雅彦研究室として、「表現」「メディア」をテーマとした研究活動を続ける。活動は主として、学生による何らかの「作品」の制作というかたち…
“blue garden” 2005, リトルモア 河合竜也 ISBN:4898151574 写真集。 カラフル。ポップ。 色彩。コントラスト。CGのような触感。 動物。湾岸。子供。 構成・編集が気持ちいい。見開いたときの左右のページの相関。 解像度の高い画像。物質の色彩をどこまで濾…
“A Retrospective” 2004, Yale Univ Pr Dan Flavin ISBN:0300106327 蛍光灯を用いた作品をつくり続けたアーティスト。1933-1996。 光源。自ら発光するものを扱うアート。 たとえば写真は光の芸術だけど、そこに示されているのは光そのものというより光の痕跡…
“The Complete Untitled Film Stills” 2003, MoMA Cindy Sherman ISBN:0870705075 世界をどのように切り分けて、物語化するか。そういうテーマを考える上では、シンディ・シャーマンはきわめて重要。 Untitled Film Stillsシリーズ。#1, 1977 〜 #84, 1980ま…
Art Scope 2004:Cityscape into Art@原美術館。アーティスト・イン・レジデンスというプログラムにより、日本から選考された荘司美智子がベルリンに、ドイツからはヨハネス・ヴォンザイファーが東京にそれぞれ滞在し、その成果が原美術館で展示されるという…
“EAMES FILMS” 2001 CHARLES AND RAY EAMES ASIN:B00005MIG1 1. POWERS OF TEN 1977 2. ROUGH SKETCH OF A PROPOSED FILM DEALING WITH THE POWERS OF TEN 1960 3. BLACKTOP 1952 4. KALEIDOSCAPE JAZZ CHAIR 1960 5. HOUSE:AFTER FIVE YEARS OF LIVING 1955…
ひさしぶりにアート見に行った。ヴォルフガング・ティルマンス展@東京オペラシティ アートギャラリー。 もうすごく、よかった。大絶賛します。ドイツ生まれの写真家。ロンドン在住。ファッション誌を通して有名になる。モチーフは、身近な(クラブカルチャー…